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2015-01-09
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外国人介護職員について

 本日の新聞に「外国人介護職員 初の減少」という記事が掲載されていました。


 静岡県が県内の介護保険施設を対象に行った2014年度の調査によると、外国人を雇用する施設は121事業所、就労外国人は191人だった。前年比9人減で09年度の調査開始以来、初の減少。

といった内容です。


 介護保険事業所は年々増加しているのに、介護職員の慢性的な人手不足は深刻です。

 介護職は単純作業ではなく、職能(知識、技術)・接遇・介護保険制度などの理解や自身の健康留意と、すべてが必要な職業です。

 外国人介護職員の雇用に関する課題には、読解力・会話と掲載されていましたが、それも確かなことだと思います。

 しかし、「課題なし」と評価している施設も27%もあります。さらに、外国人雇用をしている事業所では7割が「満足」との回答があるとニュースで聞きました。


 当社でも、外国人の方が勤務されていますが、事業所様より高評価をいただいています。

 当然、本人は利用者・職員の皆さんに対してのコミュニケーションや、カルテや申し送り等での理解と、かなりの努力をしています。


 以前、こんな話を他の外国人介護職員の方に聞きました。

 求人情報誌を見て、ある施設に面接に行ったら、「これ、外国人の人の金額ね。」と、紙を出されたそうです。

 求人情報誌より安い時給が記載されていて驚いたそうです。

 幸い、当社ではそういった対応は施設からはされていません。

 あえて、どこの施設かは聞きませんでしたが、とても残念な気持ちになりました。


 ・・・まだまだ、介護職員のすそのを広げていかないといけません。

 すそのを広げるためには、外国の方だけでなく、現在子育て中のお母さんが、無理なく支障がないような労働時間で、介護職に参加いただければいいなって思っています。

 その為にも、私自身もできる限りのことを努めていきたいと思います。

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