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2017-03-04
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浜松餃子ものがたり

先日、「浜松餃子ものがたり 出版記念パーティー」にご招待いただき、参加させていただきました。

場所は浜松市にある、浜松餃子専門店ビワの木さんです。

実は、広告デザイン会社を長年経営され、ビワの木の社長でもある、林竹計さんが浜松餃子について語られた本を出版されたんです。


その本には、私の記事も掲載されており、今回の出版記念パーティーにご招待いただきました。

5ページにも渡り、私の記事を掲載していただいています。


この話は、ご縁と言いますか、私にとってはなんとも不思議なお話です。


ある日、公私ともに親しくしている友人から連絡がありました。

「ビワの木の林さんという人に会って。」

ビワの木といえば、私が所属している浜松商工会議所女性会のイベントで、他の女性会の方々をお招きして、浜松の代表的な餃子の店として会食の場をご提供いただいた餃子専門店のお店です。でも、個人的な接点はありませんので、何だろうと疑問に思いました。

友人の話によると、平成16年に中日新聞で『街なか元気いっぱいアイデア集』という欄があり、私が書いた『うなぎとギョーザ専門店集約 食のテーマパーク』が掲載され、その内容にご興味いただき、当時の心境を話してほしいとのことでした。


これが、その新聞記事です(浜松餃子ものがたりに掲載されているものです)


お話を聞いたのが去年の平成28年。確かに新聞に掲載された記憶はありますが、内容についてはほとんど記憶にありません。お話ができるのか自信はなかったのですが、せっかくお声がけいただいたのでお引き受けすることにしました。


林竹計さんとの面談風景(これも浜松餃子ものがたりに掲載されているものです)


お話から12年前、私は浜松の街なかがもっと楽しい居場所にならないかと真剣に考えていた時がありました。例えば浜松駅を含め、街全体がディズニーランドのような遊園地になれば、浜松市民だけでなく市外・他県からも人が集まってくるのではないだろうかなど、友人とお酒を飲みながら話していたこともありました。

街全体を遊園地というのは不可能ですので、実現できることはないかと考えたのが『うなぎとギョーザ専門店集約 食のテーマパーク』というものでした。

『浜松といえばうなぎ』は当たり前だったのですが、餃子が浜松にゆかりがあること知り、このふたつを組み合わせたテーマパークはどうだろうかと考えたのです。今では浜松餃子学会があるなど全国的にも有名になりましたが、それは8年ほど前からの話ですので、当時は取り上げられることも少なかったのではないでしょうか。その着目点に林さんが私に興味を持ってくださったのだろうと思います。


本では、林さんが下記のように書かれています・

~この考えは、その後の「浜松餃子まつり」や浜松パワーフード「家康楽市」などのイベントへとつながっていく。本章では(私の)新聞発表の提言と、発表から十年以上経過した今、新生ビワの木で餃子を味わいながら楽しいお話を伺った。~


私にとっては、その頃は真剣に考えていたこともあったけど、今では忘れていた「過去のこと」が現在に繋がり「形」になったこと、

それは、日々の想いや活動が未来に繋がっているということだと思いました。

だから、今「ここにいる私」を大切にし、誠実な日々を送ることによって、「なりたい自分」を実現できるんだと思います。


今回のことで、10年後の自分が、また楽しみになってきました。


林さん、お声がけくださってありがとうございました。

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