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2014-12-15
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父とデイサービス

 12月14日は選挙の日でした。

 毎回ですが、こんな日は、車いすに乗った父親とデートになります。

 父は、昭和7年生まれの82歳。

 50代の時に脳疾患になり、左麻痺があります。

 現在の年齢になるまで、再度脳疾患になり、あと胃がんを患いました。

 でも、おかげさまで認知症もなく、身の回りのことはゆっくりですが自分でやってくれます。

 自宅では、洗濯物をたたんだり食器を洗ったりと、私が仕事に行っている間、できることをしてくれて、家事の負担を軽減してくれます。 

 週4回は、近所のデイサービスにお世話になっていていて、自宅ではできない入浴やリハビリ等をお願いしています。

 2度目の脳疾患を患った時、私から父に「デイサービスに行ってほしい。」とお願いをしました。


父が望まないのはわかっていましたが、家に父親一人置いておくのはやはり心配ですからね。

当時は「そんなところ行く必要はない!」とかなりダダをこねたのですが、「娘を助けると思って行ってほしいな。」とか「リハビリをしてもらっていつまでも元気でいようよ。」なんてことをあーだこーだ言って、なんとか首を縦に振ってもらった感じでのスタートでした。

現在も、本人にとってデイサービスとは ①仕事に行く ②娘を心配させないために行く そんな感覚のようです。

男性は女性と違って、利用者さん同士でワイワイおしゃべりするなど、自分からコミュニケーションをとることはなかなかできませんが、それでも馴染んでいるようで、もう7~8年通っています。


ところで、デイサービス等を利用するにあたって、気になるのは「いくらかかるの?」ということですが、そんなときのために「介護保険制度」というものがあります。

簡単に言えば、超高齢化社会に向かっている日本で、介護を必要としている高齢者が増えると共に、共働きの時代に自宅での介護が困難になり、介護が必要になった高齢者やそのご家族を社会全体で支えていく仕組みです。

もちろん、父も介護保険制度を利用させていただいていますので、実費負担が少なく、安心でき、本当に助かっています。


介護保険料の負担額は、市区町村によって違いますので、ホームページなどで一度見ていただくと良いかもしれません。

浜松市の方は、こちらが参考になると思います。 ← 興味のある方はクリックしてくださいね。


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